「冷たい雨」 | 須藤あつ子/作曲 Anthony K./作詞 |
雨 冷たい雨が 今日もその街に 降る 紅いレンガの 路地裏を 濡らして 還らぬ人を 待ち続けながら 少女は 独り 傘を 街往く人に売る 人々は 思い思いに 家路に急ぎ 誰も 少女のことなど 気にもとめない 誰かが言った 雨は天が流した血の涙だと だけど止まない雨はないから いつかは晴れる やがて小さな奇蹟のように 空には 虹 雨が天の涙ならば 虹は地の傘 人の心は移ろいやすく 時は流れる 人々は 思い思いに 家路に急ぎ 誰も 少女のことなど 気にもとめない 誰かが言った 雨は天が流した血の涙だと 雨 冷たい雨が またその街に降り始め 人は 傘を求め 少女を探すけど もう 少女は どこにもいない だけど止まない雨はないから いつかは晴れる やがて小さな奇蹟のように 空には 虹 雨が天の涙ならば 虹は地の傘 人の心は移ろいやすく 時は流れる |